歯科矯正中にホワイトニングはできる?同時に行うメリットと注意点をご紹介

マウスピース矯正なら、歯科矯正中にホワイトニングを行うことができます。矯正用のマウスピースにホワイトニングのお薬を入れることで、歯科矯正とホワイトニンを併せて行うことが可能です。北千住で矯正とホワイトニングを一緒に行うメリット・デメリット、注意点などをご紹介します。

歯科矯正をして歯をきれいにしたい方のなかには、ホワイトニングも併せてしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。歯科矯正とホワイトニングは併せて行うことが可能で、時短にもなりおすすめの施術です。ただしデメリットや注意点もあり、必ずしも併せてできるものではありません。今回は歯科矯正とホワイトニングを併せて行うメリット・デメリット、注意点についてご紹介します。北千住で歯科矯正とホワイトニングを両方行いたい方は、ぜひ参考にしてくださいね

歯科矯正とホワイトニングは併せて行える

ホワイトニング

歯科矯正とホワイトニングは併せて同時に行うことが可能です。ただし同時にできるのは、マウスピース矯正の場合に限ります。ワイヤー矯正の場合、ワイヤーを外すことができないため、矯正中にホワイトニングをすることはできません。

マウスピース矯正+ホワイトニング

マウスピース矯正はマウスピース型の矯正装置を使用して歯並びをきれいにしていく治療法です。マウスピースは自由に取り外しができるため、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行うことができます。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医師または歯科衛生士から施術してもらえるホワイトニング方法です。高濃度のホワイトニング剤を使用し、特殊な光を当てて歯を白くしていきます。1回の施術で高いホワイトニング効果を期待できるのが、オフィスホワイトニングのメリット。マウスピース矯正の場合、好きなタイミングで取り外しができるので、オフィスホワイトニングを受けることができます。北千住で矯正中にすぐにでも歯を白くしたいという方は、オフィスホワイトニングに力を入れている歯科医院がおすすめです。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは歯科医院で専用のマウスピースを作り、ホワイトニング剤をマウスピースに注入して自宅で行うホワイトニング方法です。ホワイトニング効果が出るまで2週間ほど時間がかかりますが、効果の持続力はオフィスホワイトニングよりも長いといわれています。
マウスピース矯正のマウスピースにホワイトニングのお薬を注入することで、矯正とホワイトニングを併せて行うことができます。北千住で矯正用のマウスピースを利用して、じっくり歯を白くしていきたい方は、ホームホワイトニングをお勧めしている歯科医院を選びましょう。

ワイヤー矯正+ホワイトニング

ワイヤー矯正の矯正装置は取り外しができないため、矯正中にホワイトニングはできません。ワイヤー矯正でホワイトニングを行う場合は、基本的にワイヤー矯正が終わってからとなります。通常ワイヤー矯正の期間は3年ほどかかるため、矯正終了後にホワイトニングを始めると時間がかかってしまうのが難点です。ワイヤー矯正終了後、後戻りを防ぐ保定期間にマウスピースを使用する場合は、保定期間にもホワイトニングを始められます。

歯科矯正とホワイトニングを併せて行うメリット

ホワイトニング

歯科矯正とホワイトニングを同時に行う最大のメリットは、時間を大幅に短縮できることです。ただし同時にできない場合もありますので、まずは医師に相談をしましょう。

歯科矯正とホワイトニングにかかる時間を短縮できる

通常歯科矯正とホワイトニングを両方行う場合、歯科矯正終了後に装置を外してからホワイトニングを始める流れになります。マウスピース矯正なら矯正が終わるのを待つ前にホワイトニングを始められるので、大幅な時間短縮ができます。

同時に行うことで施術後の満足感が上がる

マウスピース矯正とホワイトニング用のマウスピースは、使い方に大きな違いはありません。せっかくマウスピース矯正を装着するなら、ホワイトニングも同じタイミングに行ってしまえば一石二鳥です。歯並びがきれいになるだけでなく、歯の色も白くなり仕上がりの満足感もアップを期待できます。マウスピース矯正とホームホワイトニングでより美しい口元を目指しましょう。

歯科矯正とホワイトニングを併せて行うデメリット

ホワイトニング

一見デメリットのなさそうな歯科矯正とホワイトニングの同時進行ですが、歯科矯正のケースによってはデメリットもあります。リスクを理解した上で行っていきましょう。

知覚過敏や痛みが出ることがある

歯科矯正中にホワイトニングを行うと、お薬がしみてしまうことがあります。本来しみにくいホワイトニングのお薬ですが、歯科矯正中は歯が動いていくため、歯と歯茎の間にお薬が入り込み知覚過敏や痛みが出ることもあります。また歯科矯正用のマウスピースは、ホワイトニングのお薬を注入してホワイトニングを行えますが、ホワイトニング用に作られているわけではありません。ホワイトニング用のマウスピースと違い、歯科矯正用のマウスピースにホワイトニング用のお薬を入れると、装着した時にお薬がはみ出してしまい歯茎にしみるといったことが起きることもあります。

アタッチメントがついていると色ムラになりやすい

マウスピース矯正では、治療の方法で歯にアタッチメントをつけることがあります。アタッチメントがついていると、ホワイトニングのお薬が均等に浸透しづらくなり、アタッチメントを外した時に周りと色が違ってしまうことも。アタッチメントがついていても少なからず歯は白くなりますが、色ムラができてしまうことを理解した上でホワイトニングを検討しましょう。

歯と歯が重なっていると白くなりにくいことも

歯と歯が重なっていたり、ガタガタとした歯並びの場合も、ホワイトニングのお薬が細部まで届かず、色ムラになったり白くなりにくいことがあります。しばらく矯正をして歯並びを改善してからホワイトニングを始めるなど、医師と相談をしてホワイトニング効果をしっかり得られる状態になってから始めましょう。

歯科矯正とホワイトニングを併せて行う時の注意点

ホワイトニング

歯科矯正中にホワイトニングは必ずしもできるものではありません。上記でデメリットをご紹介しましたが、知覚過敏や痛み、色ムラなどが起きる場合もあります。また医師から同時にできないと判断されることもあり、この場合は医師の指示に従いましょう。

歯列矯正中は歯に圧力をかけていくため、ホワイトニング剤により強烈な痛みを引き起こす可能性もあります。またある程度矯正が終わらないと、歯の重なりなどでホワイトニング効果にムラが出てしまうことも念頭におきましょう。歯科矯正とホワイトニングを同時に行う場合、医師とよく相談することが大切です。

まとめ

ホワイトニング

歯科矯正とホワイトニングは併せて行うことが可能な施術です。ただし矯正中にホワイトニングを行えるのはマウスピース矯正のみで、ワイヤー矯正の場合は取り外しができないため矯正中はできません。ホワイトニングは通常歯科矯正が終わってからの流れになりますが、矯正中に行うことで時間短縮になるのはうれしいですね。歯の状態によってホワイトニングを矯正中に行えないこともありますので、まずは医師に相談をしてから検討していきましょう。